佐田の精霊界関連記録 三十二

グーグルのブロガーからのつづき

 欲望を追求することに異常な嗜好を抱いている伏魔殿体制は、その日面白い事を佐田に仕掛けてきた。偽佐田の管理システムを佐田の身体にセットして、その喉元に小さな金の塊を置いて、皆に盗みの浄化をさせたのである。まともに生きればいいものを、彼らは盗むこと、奪うことの喜びを追求しようとするのであった。
 もちろんそんな無ルールの悪逆非道にいい結果が出るわけもなかった。盗むことはできてもそのおびただしい金塊は腐ったエネルギーとなって広がっていくだけ。なぜなら佐田経由の金塊は帰り道のエネルギーだからなのである。
 使い古されてしまった廃墟と化した領域から、佐田はエネルギー転換をして金塊を呼び出すことができる。総合先導役の特権として、それだけの権利と能力が与えられているのである。それを奪い取ろうと伏魔殿体制は目の色を変えて取り組むのであるが、ルールはルール、どう悪あがきしてもそれを覆すことはできないのだった。

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